麻薬性鎮痛薬ゴロ☆究極の覚え方【でる順2024年7月】
コデインは、モルヒネより弱い。
コデインは、モルヒネよりもグルクロン酸抱合を受けにくい。
ジヒドロコデインは、モルヒネより弱い。
オキシコドンは、モルヒネより鎮痛作用は強い。
ペチジンは、鎮痙作用を有する。
ペチジンは、モルヒネに比べて作用は弱く、短い。
メサドンは、中等度から高度の疼痛における鎮痛目的で用いる。
メサドンは、がんにおける鎮痛目的で用いる。
フェンタニルは、オピオイドμ受容体を選択的に刺激。
フェンタニルは、速効性で作用持続時間は短く、極めて強力な鎮痛作用。
フェンタニルは、ドロペリドールと併用して神経遮断性鎮痛の目的で使用。
レミフェンタニルは、オピオイドμ受容体を選択的に刺激。
レミフェンタニルは、非特異的エステラーゼにより速やかに代謝される。
ゴロ1：「コディちゃんは、モルヒネよりちょっと弱め。」
解説：コデインはモルヒネに比べて作用が弱い。コディちゃん（コデイン）はモルヒネよりちょっと（比べて）弱め（弱い）と覚えよう。
ゴロ2：「コディちゃんは、グルクロンのダンス、あまり好きじゃない。」
解説：コデインはモルヒネよりもグルクロン酸抱合を受けにくい。コディちゃん（コデイン）はグルクロン（グルクロン酸）のダンス（抱合）あまり好きじゃない（受けにくい）と覚えよう。
ゴロ3：「ジヒドロコディン、モルヒネと比べちゃ、ちょっぴり劣るよ。」
解説：ジヒドロコデインはモルヒネより弱い。「ジヒドロコディン、モルヒネと比べちゃ、ちょっぴり劣る（弱い）」で覚えよう。
ゴロ4：「オキシのコドン、モルヒネより鎮痛のチャンピオン！」
解説：オキシコドンはモルヒネより鎮痛作用が強い。「オキシのコドン（オキシコドン）、モルヒネより鎮痛のチャンピオン（鎮痛作用は強い）」で覚えよう。
ゴロ5：「ペチンのお菓子、痙攣を鎮める魔法。」
解説：ペチジンは鎮痙作用を有する。「ペチンのお菓子（ペチジン）、痙攣を鎮める（鎮痙作用）魔法」で覚えよう。
ゴロ6：「ペチジンは、モルヒネの短い小兄弟。」
解説：ペチジンはモルヒネに比べて作用が弱く、短い。「ペチジンはモルヒネの短い（作用は短い）小兄弟（作用は弱い）」と覚えよう。
ゴロ7：「メサのドーナツ、がんでも中高痛を癒す。」
解説：メサドンは中等度から高度の疼痛における鎮痛目的で用いる。「メサのドーナツ（メサドン）、がんでも中高痛（中等度から高度の疼痛）を癒す（鎮痛目的）」と覚えよう。
ゴロ8：「フェンのタニル君、オピオイドの特別な師匠。」
解説：フェンタニルはオピオイドμ受容体を選択的に刺激。「フェンのタニル君（フェンタニル）、オピオイドの特別な（選択的に）師匠（刺激）」と覚えよう。
ゴロ9：「フェンタニルの速さ、強い鎮痛の短い夢。」
解説：フェンタニルは速効性で作用持続時間は短く、極めて強力な鎮痛作用。「フェンタニルの速さ（速効性）、強い鎮痛の短い（作用持続時間は短い）夢（極めて強力な鎮痛作用）」で覚えよう。
ゴロ10：「フェンタニルとドロペリ、神経の鎮痛の友達。」
解説：フェンタニルはドロペリドールと併用して神経遮断性鎮痛の目的で使用。「フェンタニルとドロペリ（ドロペリドール）、神経の鎮痛（神経遮断性鎮痛）の友達（併用）」で覚えよう。
ゴロ11：「レミフェン、オピオイドの刺激がお気に入り。」
解説：レミフェンタニルはオピオイドμ受容体を選択的に刺激。「レミフェン（レミフェンタニル）、オピオイドの刺激（選択的に刺激）がお気に入り」で覚えよう。
ゴロ12：「レミフェン、エステラの速さで代謝するスペシャリスト。」
解説：レミフェンタニルは非特異的エステラーゼにより速やかに代謝される。「レミフェン（レミフェンタニル）、エステラ（エステラーゼ）の速さで代謝するスペシャリスト（速やかに代謝）」と覚えよう。
【頻出問題1】
以下の選択肢のうち、コデインについて正確に説明しているものを選びなさい。
1. コデインは、モルヒネと同等の強さを持つ。
2. コデインは、モルヒネよりもグルクロン酸抱合を受けやすい。
3. コデインは、モルヒネよりも鎮痛作用は弱い。
4. コデインは、ジヒドロコデインと鎮痛作用が同等である。
5. コデインは、オキシコドンよりも鎮痛作用が強い。
【解説】
コデインは、モルヒネより鎮痛作用が弱く、モルヒネよりもグルクロン酸抱合を受けにくい。正解は3。
【頻出問題2】
以下の選択肢のうち、ペチジンに関する正確な説明をしているものを選びなさい。
1. ペチジンは、鎮痙作用を有する。
2. ペチジンは、モルヒネと同じ作用の強さと持続時間を持つ。
3. ペチジンは、がんにおける鎮痛目的での主要な薬物である。
4. ペチジンは、メサドンと同等の鎮痛作用を持つ。
5. ペチジンは、鎮痛作用は強く、作用時間は長い。
【解説】
ペチジンは、鎮痙作用を有し、モルヒネに比べて作用は弱く、持続時間も短い。正解は1。
【頻出問題3】
以下の選択肢のうち、フェンタニルについての正確な説明をしているものを選びなさい。
1. フェンタニルは、オピオイドκ受容体を選択的に刺激する。
2. フェンタニルの作用持続時間は長く、中等度の鎮痛作用を持つ。
3. フェンタニルは、ドロペリドールと併用して神経遮断性鎮痛の目的で使用される。
4. レミフェンタニルとフェンタニルは、代謝経路が完全に同じである。
5. フェンタニルは、速効性で作用持続時間は長い。
【解説】
フェンタニルは、オピオイドμ受容体を選択的に刺激し、速効性で作用持続時間は短く、極めて強力な鎮痛作用を持つ。また、ドロペリドールと併用して神経遮断性鎮痛の目的で使用される。正解は3。
