バルプロ酸ナトリウムゴロ覚え方まとめ副作用禁忌
バルプロ酸は、GABAトランスアミナーゼを阻害→GABA増加。
バルプロ酸は、脳内GABA濃度を増加させて抗痙れん作用を示す。
バルプロ酸は、全般発作の第一選択薬。
バルプロ酸は、T型CaチャネルとNaチャネルの抑制。
バルプロ酸は、てんかん発作に有効。
バルプロ酸は、副作用として、劇症肝炎、肝障害などがある。
ゴロ1:「バルサミコ酢は、がんばる者にトランスフォームする力を与える。」
解説:バルプロ酸はGABAトランスアミナーゼを阻害し、GABAの増加を促します。「バルサミコ酢(バルプロ酸)は、がんばる者(GABA)にトランスフォーム(トランスアミナーゼ)する力を与える(増加)」と覚えましょう。
ゴロ2:「バルサミコ酢は、脳内でガバガバ増えて、痙攣を抑える。」
解説:バルプロ酸は、脳内GABA濃度を増加させて抗痙攣作用を示します。「バルサミコ酢(バルプロ酸)は脳内でガバガバ(GABA)増えて(濃度を増加)、痙攣を抑える(抗痙攣作用)」と覚えましょう。
ゴロ3:「バルサミコ酢は、全般的にナンバーワン!」
解説:バルプロ酸は全般発作の第一選択薬。「バルサミコ酢(バルプロ酸)は全般的に(全般発作の)ナンバーワン(第一選択薬)」で覚えよう。
ゴロ4:「バルサミコ酢で、ナトリウムとカルシウムのチャネルが閉じる」
解説:バルプロ酸はT型CaチャネルとNaチャネルを抑制。「バルサミコ酢(バルプロ酸)でナトリウムとカルシウム(NaとCa)のチャネルが閉じる(抑制)」で覚えよう。
ゴロ5:「バルサミコ酢、てんかん発作には役立つ、だけど肝心な肝を痛める」
解説:バルプロ酸はてんかん発作に有効ですが、副作用として劇症肝炎や肝障害があります。「バルサミコ酢(バルプロ酸)もてんかん発作には役立つ(有効)が、だけど肝心な肝(肝障害)を痛める(劇症肝炎)」と覚えましょう。
【問題1】
以下の選択肢のうち、バルプロ酸の作用について正しく説明しているものを選びなさい。
1. バルプロ酸は、GABAトランスアミナーゼを活性化し、GABA濃度を減少させる。
2. バルプロ酸は、てんかん発作に無効である。
3. バルプロ酸は、T型CaチャネルとNaチャネルを活性化する。
4. バルプロ酸は、GABAトランスアミナーゼを阻害し、GABA濃度を増加させる。
5. バルプロ酸は、全般発作の第二選択薬である。
【解説】
正解は4。バルプロ酸はGABAトランスアミナーゼを阻害し、GABA濃度を増加させます。これにより抗痙攣作用を示すため、てんかんの治療に利用されます。
【問題2】
以下の選択肢のうち、バルプロ酸の適応について正確に説明しているものを選びなさい。
1. バルプロ酸は、局所性発作の第一選択薬である。
2. バルプロ酸は、全般発作の第一選択薬である。
3. バルプロ酸は、てんかん発作の治療には使用できない。
4. バルプロ酸は、パーキンソン病の治療に使用される。
5. バルプロ酸は、うつ病の治療に使用される。
【解説】
正解は2。バルプロ酸は全般発作の第一選択薬であり、その作用機序としてGABA濃度の増加が知られています。
【問題3】
以下の選択肢のうち、バルプロ酸の副作用について正確に説明しているものを選びなさい。
1. バルプロ酸は、副作用として心臓障害を引き起こす。
2. バルプロ酸は、副作用として、劇症肝炎、肝障害を引き起こす可能性がある。
3. バルプロ酸の副作用はほとんど報告されていない。
4. バルプロ酸は、副作用と
して、腎不全を引き起こす可能性がある。
5. バルプロ酸は、副作用として、高血糖を引き起こす可能性がある。
【解説】
正解は2。バルプロ酸の副作用として、劇症肝炎、肝障害が報告されています。これは使用前に患者に説明する重要な点です。